今回は、ファーストインプレッションとして、幾つかの車載マウントおよびホルダーを使用した状態および使用感をお伝えしたい。
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ベント・マウント3 |
エアコンのルーバーに取り付け可能 |
「ベント・マウント3」は、エアコンのルーバー部分に取り付けるタイプのマウントで、車載マウントとしてはポピュラーな取り付け場所、形状である。他社製と比較してすぐにわかるのは、取り付けマウントの重厚さだろうか。台座は、縦横のチルトと回転に対応したジョイントで接続されており、使用者の使いやすい位置に調節する事が可能になっている。
「iPhone 3G ジャケット・グリップ」は、iPhone 3G専用のホルダーだ。iPhone 3Gにフィットした形状で、ちょっと無理矢理に装着すれば、クリスタルジャケットなどの保護ケースを付けたまま装着する事も可能だ。ただし、一度保護ケース越しに装着すると、あらためてiPhone 3Gを直接装着した際にちょっとブカブカな感じになってしまう気がするので、注意が必要だ。
保護ケースの上から装着する事も可能
「スイベル・サクションマウント2」は、ガラス面やダッシュボードに吸盤で固定するタイプのマウントだ。ネック部分は、ダイヤルをゆるめて、全ての方向に回転&スイング、ホルダーを最適な角度に調節できるのが特徴だ。レバー操作による強力な吸盤により、通常走行の振動などでは外れないくらい強力に吸着させることが出来る。
フロントガラスに吸着させてみたところ、運転中に使用する(参照する)にはベストな位置にデバイスが固定できる事がわかった。現在、カーナビはダッシュボードの専用ステーに固定されているのだが、そのステーの代わりにこのマウントを使用した方が、よりスマートに装着できた可能性がある。
「ナビグリッパー “ワン・フォー・オール”」は、ポータブルナビなどの横置きのデバイス用ホルダーだ。iPod以外にも、ポータブルナビや他の横置き型のデバイスに対応している。PSPやiPod touchで保存されたムービーを見るなどの用途にも活用できる。
ナビグリッパーとスイベル・サクションマウント2を組み合わせて、iPod touchをマウントして使用したところ
実際に使ってみると、上下左右、360°フレキシブルに可動するジョイントの部分が非常に便利に感じる。iPhoneやiPod touchは、縦位置でも横位置でも使用可能なので、このように回転できるのは非常に便利だ。また、「ミニ・グリッパー」や「iPod & PDA グリッパー」など汎用的に使用できるホルダーも用意されており、iPodと携帯電話、ナビとiPhoneなど様々な機器を使い分ける際にも便利だ。
最近のクルマは、ダッシュボードやコンソール周りが微妙な曲線やエンボス加工などにより、汎用的なマウントなどが取り付けにくくなっているが、フロントガラスに吸着したり、エアコンのルーバーに取り付けられるのは、非常に便利で外した際にも現状復帰が容易だ。リヒター・オートコンフォートシリーズは、レンタカーや借り物のクルマでの使用、短期間でクルマを乗り換える場合など、現状復帰を前提としたカスタマイズを行いたい場合には非常に広い選択肢を提供してくれる。
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