今回は、前回までに紹介しきれなかったマウントのほか、iPodやiPhone、PSPだけでなく、カメラなどを車載する場合に関してのマウントの使用感などをお伝えしたい。先日体験した無料ワークショップ「Macではじめる映像作家ライフ」にて紹介されていたXactiを購入したので、車載してみる事にした。
「カメラ・スタビロ」は、自在に角度を調整できるジョイントと長短2種類のなアームを備えたマウントだ。強力な吸盤式でガラス窓などに吸着させると、ちょっとやそっとでは外れたりしないほどしっかりと装着できる。
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窓の外から見た様子 |
サイドウィンドウにもしっかり吸着 |
付属のアダプターを使用すれば、ダッシュボードやサイドウォールにも固定することが可能。長短のアームを継ぎ足してさらに長いアームとして活用する事も可能だ。
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カメラを搭載した状態で窓の外から見た様子 |
映像はほとんどブレずに撮影できる |
また、各ジョイントは強く締める事でしっかりと固定されるので、走行時の振動によってカメラがブレる事が最小限に抑えられるので、車載用ホルダーとして非常に優れているように思う。
「ヘッドレスト・マウント」はヘッドレストのネック部分に挟んで固定するホルダーで、フレキシブルなアームで自在に角度や位置を調節する事ができるマウントだ。
コンソールを撮影したり、車窓からの景色を撮影したりと自由に角度を変える事が可能。
今回Xactiを購入した理由の一つは、ITmedia App Townへの動画投稿および「iPhoneアプリ動画アワード」への応募も視野に入れての事だ。iPhoneアプリには当然クルマ用の便利なアプリケーションも多い。それらを活用しているところを撮影するには後方よりダッシュボード近辺を撮影できるマウントが必須だが、ヘッドレスト・マウントはこのような撮影に最適と言える。
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コンソールやダッシュボードの撮影に最適 |
カメラを乗せた状態 |
カメラマウントの特徴として、デジカメ(ビデオカメラ)側に装着するカメラマウントと車載マウントが自由に取り外せると言う事だ。このため、バッテリー交換などの作業もしやすく、カメラ位置を移動(ヘッドレスト・マウントからスタビオマウントへ移し替えるなど)する場合にも手軽に行える。
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ヘッドレストのパイプにしっかり固定できる |
フレキシブルに角度を調節できるアーム |
フレキシブルに曲げられるアームである事と、座席のヘットレストというそもそも不安定な場所に設置すると言う事で、撮影時のブレは、スタビロマウントよりも若干大きくなってしまうのは仕方ない。しかし、手持ちで撮影する場合と比較してカメラ位置が固定されるので、出来上がった映像は格段に良いものとなるように思えた。
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iPhoneアプリ「iPint」を使用している様子を撮影した |
「デュアルサポート 1」は、今回はカメラ固定用としては使用しなかったが、ダッシュボードに取り付けられる(吸盤が対応する)ならば、かなり自由度の高いマウントとなるように思う。
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ミニ・グリッパーを利用して携帯電話を設置 |
ナビグリッパーと組み合わせてPSPをマウント |
今回はXactiということで、縦長なボディがネックとなったが、「ミニ・グリッパー」や「iPod & PDA グリッパー」などの汎用ボルダーを活用する事で、カメラ用マウントとしての活路も開けそうだ。
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別車種や取り付け位置の変更も容易 |
強力な吸盤でしっかりと設置 |
なお、PSPをカーナビとして活用する詳細は、「PSPカーナビ化計画」のコーナーを参照して欲しい。
→ 概略編 / 自転車編 / その他マウント編 / PSP車載化計画
→ エニーズ・インターナショナルで購入
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