FMIP-302は、FMIP-305の後継にあたるサン電子の最新型FMトランスミッターである。ブラックとホワイトのバリエーションがある。前作のFMIP-305は、シガーライターソケットとFMトランスミッター部が一体となったモデルだったが、FMIP-302は、シガーソケット部分がコンパクトになり、配線や設置の自由度が向上している。
FMIP-302の特徴は
・ シガーソケット一体型デザイン
・ Dockコネクタ接続
・ 充電対応(Dockコネクタ)
・ エンジン連動オンオフ、再生機能
である。
また、現在発売のiPod全モデルに対応している。 |
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iPodとの接続はDockコネクタを使う。ヘッドホンジャック接続型に較べ、ノイズ対策として有利なだけでなく、走行時(使用時)にiPodの充電ができるのはポイントが高い。外出前にiPodのバッテリー残量を気にしなくて済むのは意外と大きなメリットだ。また、機能面での特徴として、FMIP-305やFMIP-307と同様クルマのエンジンに連動してiPodの電源オン→再生、および、再生停止→電源オフを行う機能をもつ。
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エンジンと連動してON/OFFする様子を動画でご覧ください |
送信周波数はプリセットで3局が設定され、手動設定はできない。使用前はそれが不安だったが、実際に使用してみると、スイッチひとつで簡単に送信周波数を切り替えられるため、混信時の周波数切換作業が楽で好印象だった。前モデルのFMIP-305、上位モデルのFMIP-307と比較して用意されている周波数が少ない事と、周波数が微妙に異なっている。
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iPhoneでも警告は出るが使用可能 |
Carリモコンfor iPod RMIP-605と併用可能 |
音質はFMIP-305同様、他の製品に較べ、あたま一つ抜け出ている印象。前モデルより改良したデジタル回路搭載により音質も向上している。ノイズの混入も前モデルと比較して大幅に検証している感じだ。もちろん、他社の同価格帯のトランスミッターと比較しても格段にノイズは少ないと感じる。走行中のノイズは、出力周波数のシフトで回避が可能だ。本機は、3つの切り替えスイッチにて出力周波数切り替えが可能で実用性が高い。本体に切り替えスイッチを備えた非常にコンパクトなモデルだ。
リモコン RMIP-605
同じくサン電子がFMトランスミッター用アクセサリーとして出しているCarリモコンfor iPod RMIP-605も併用して使ってみた。こちらも、前モデルのFMIP-305、上位モデルのFMIP-307と同様併用する事が可能だ。iPhone 3Gとの組み合わせに関しては、FMIP-307と同様警告メッセージは出るが、操作を行うことはできた。
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