「SBT02」は、デザインが美しく、オーディオヘッドホン用途をメインとしたBluetoothオーディオヘッドセットである。ヘッドホンユニットの中にBluetoothレシーバやコントロールユニットなどが一体となっているので、煩わしいケーブルなどがなく、快適に使用することが出来る。
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シンメトリーなデザインがシンプルで美しい。
イヤーパッドは六角形長方形の2種類が同梱されており、標準は六角形のユニークな形状のものが取り付けられている。
ブラックとブロンズのシックな2つの色合いがラインナップされている。 |
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右側には電源スイッチやリモートコントロール用のスイッチ類がまとめられている。
iPhone OS 3.0ではAVRCPに対応していないので、再生と停止しかコントロールができないが、同社のBluetoothオーディオアダプター「SBT01R」を使用する事によって曲のスキップ、バックスキップ、ボリュームの調整などのiPodコントロールが可能になる。 |
右側ユニットの電源ボタンを長押しするとペアリングモードとなり、携帯電話から認識できるようになる。「Headset(iPhone 3Gの場合)」と表示されている機器名を選択するとパスキーを入力する画面になるが、標準設定の「0000」を入力すれば登録される。※パスキーが自動的に登録される場合もある。
音質的にはノイズも少なく、特に高音域に関してはBluetoothヘッドホンとは思えないほどの高音質で再生される、反面、筐体やドライバ形状によるものなのか、若干バスが不足気味に聴こえように思える。また、本体が軽量と言う事と、ヘッドホンのテンションがゆるめなので、激しく動くと外れたり、位置がずれたりしてしまう。耳穴を完全に塞がない形状ゆえに、ボリュームの大きさによっては音漏れが発生してしまう事もある。
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音楽と通話を瞬時に切り替え可能 |
オシャレヘッドホンとしても |
充電は、付属している専用のUSBケーブルで行う。ACアダプタも付属しているので、家庭用電源、PC、モバイルバッテリーなど様々な充電方法を選択できる。外出時の使用だけでなく、自宅などで配線に煩わされる事なくリラックスして音楽やビデオの視聴を行うと言う用途にも活用できるだろう。ヘッドセットとしても使えるので、不意の着信もとり逃す事なく受ける事が出来るだろう。
実売で9,000円前後とBluetoothオーディオヘッドセットとしてはまぁリーズナブルな価格。デザインや音質、機能などを考慮するとコストパフォーマンスは良いかもしれない。また、オープンエアタイプ(オーバヘッド型)のヘッドホンなので、カナル型が体に合わない、なじまない、と言う人にもオススメ出来る製品だ。
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iPhone用ヘッドセットテスト第6弾(最新ヘッドセット特集Part1) |
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※iPhone OS 3.0のiPodコントロールに関して、現バージョンでは全機能使えない(再生・停止・ボリューム調整のみ)状態になっている。今後のOSアップデートで対応する事を期待したい。
撮影協力:D-Park |