「iPhone用バッテリー ACLK-40GIP」は、DC5.2V 800mAの出力があり、1,400mAhの容量を持つiPhone 3Gに対応した補助バッテリー兼USB ACアダプターである。
84gと軽量な本体だが、1,400mAhの容量は充分で高出力なので、iPhoneへの充電時間も短い。TV&バッテリーが、ゆっくり徐々に充電されてゆくように感じるのと比較すると、気がついたら充電されていた、という感じだ。また、Juice Pack for iPhone 3GがJuice Pack充電完了後、iPhoneへの充電を開始すると言う仕様に対して、本機はUSBポートに接続した機器を充電した後に自身のバッテリーを充電する仕様なので、iPhoneをケースに入れて使用していたり、単独で使用している人には便利な仕様だ。また、USBポートへの給電をON/OFFするスイッチが備わっており、自身への充電を優先する事も可能になっている。
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充電状態を視認できるオペレーションランプ付 |
電源プラグは180°回転する |
本体にはUSBポートが一つ備わっており、iPod/iPhoneへの充電はプレイヤー付属のDockコネクタを使用する。また、同社の販売するUSB充電ケーブルをはじめ、USBから給電するタイプの充電ケーブルを使用すると、対応する機器への充電が可能だ。今回、同社のUSB端子用マルチ充電ケーブル MC-02BGを併せて購入したが、巻き取り式のケーブルはminiUSBで、付属する変換コネクタはminiUSBメス端子を持っており、それぞれの対応機器への変換コネクタとなっている。多くの類似製品では、専用のコネクタなどになっており、コネクタをなくしたりケーブルが断線すると全てが使用できなくなってしまい、不便であったが、本製品は汎用コネクタを使用しているので万一ケーブルが断線してもそれだけを交換できる。また、新しいコネクタ形状が出てきた場合でも、miniUSB対応の変換コネクタであれば追加して使う事もできるので経済的かもしれない。ちなみに、MC-02とMC-03の違いは、付属するコネクタがDS Lite対応(MC-02)かDSi対応(MC-03)という点だ。
家電量販店のケータイコーナーなどでの実売価格は、バッテリーが3,000円前後、USBケーブルで1,000円弱とリーズナブル。単なるACアダプター、単なるモバイルバッテリーではなく、ACアダプターを使用できる上に、コンセントの無い場所では内蔵バッテリーから充電できると言う電源難民に嬉しい仕様なのが良い。全体的には、素材の質感やデザインはあか抜けておらず安っぽさが感じられるが、比較的安価である事を考慮すれば納得できる部分ではある。
→ Amazonで購入(リチウムポリマー内蔵AC充電器HYPER ACLK-40G / リチウムポリマー内蔵 AC充電器 1400mAh ACLK-40GA
/ USB端子用マルチ充電ケーブル MC-02BG)
楽天で購入(iPhone用バッテリー ACLK-40GIP / USB端子用マルチ充電コード MC-02B)
Linkage web shopで購入(ACLK-40G+USB端子用マルチ充電コードMC-02B(iPod/iPhoneコネクタ付き))
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