ワンセグを見るには、App Storeで無料配布されているiPhone 3G用ワンセグチューナーアプリ「テレビ」を利用する。TV&バッテリーの電源を入れ、iPhone 3GのWi-Fiの設定をTV&バッテリーと行うようにしてからアプリを起動するとチャネルを選択する画面となり、番組を選ぶと視聴することが出来るようになる。
ワンセグ(320×240または320×180)の解像度を表示する端末としては大画面で、電波状況に依存するが画質も満足できるものが得られる。アンテナの位置や電波状況によってはたまにブロックノイズが入る事もある。また、受信ソフトウェアである「テレビ」アプリは、リリース当時のバージョンからバージョンアップされて、録画ができるようになった。これにより、急に用が入ったりしてもあとで見返す事ができるほか、面白いと思った番組をメモ代わりにクリップしておく事が可能になった。
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充電しながら視聴する事も可能 |
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録画データはチューナなしでも視聴可能 |
画質の劣化は感じられない |
他のワンセグ携帯と比較すると、アンテナ(チューナー)と画面(ケータイ本体が別々になっている分、チューナーユニットを受信感度の良い窓際に置き、iPhone 3G本体は自分の好きな場所(Wi-Fiの電波圏内)で視聴することが出来る。最適な受信状態を好きな場所、姿勢、状態で視聴できる分、iPhone 3Gの方が便利な場合もあるだろう。また、チューナーが外部バッテリーを兼ねると言う事で、チューナ部が別でも一緒に持ち歩く事が多くなるので、高頻度でワンセグ視聴をしている人でなければ、不便は感じにくいように思う。
SoftBank Onlineshopや直販店で9,840円で販売されており、加入時期やキャンペーンによっては、割引サービスなどを受けられる場合もある。iPhone 3Gのデメリットとされるバッテリーの持ちが短いと言う事と、ワンセグ視聴ができないと言う事を一挙に解決する周辺機器であり、コストパフォーマンスは良いように思える。
iPhone 3G/3GSが唯一の携帯電話と言う人は、震災時などの情報収集にはTV&バッテリーによるワンセグ試聴が情報収集経路の一つとして有用になるだろう。
→SoftBank Onlineshopで購入 |