サンワサプライの防水ケース「200-PDA029 」は、IPX8の防水性能で、水深10mでも浸水しないという防水性能を持つストラップ付き防水ケースだ。首や肩からストラップをかけておく事で、水に濡れて滑りやすくなっている状態で、万一取り落としたとしても浸水する事も無く安心して使用する事ができる。両手も開くので、売店で買い物をしたり、他の遊具を持ち歩く際にも便利だ。
「Eye-Fi Mobile X2」は、防水ケースや防水性能のあるデジカメで撮影したデータをワイヤレスでiPhone、iPad、またはPCへ転送する事ができる。防水ケースに入れてしまうと、iPhoneやiPadのカメラで撮影した画像は、ケース無しの状態と比較するとやや画質が劣ってしまう。また、沖の方で遊んでいる友人らを撮影するなどの際には、光学ズームを持つ普通のデジカメの方がキレイに撮影できる。
せっかくの防水ケースに入れたiPhoneやiPadを、メモリの読み込みなどのために水や砂の侵入する恐れのある場所で出し入れをするのは心配だ。SDメモリカードの代わりに「Eye-Fi Mobile X2」を入れておけば、高画質なデジカメで撮影した画像をケースから取り出さずにそのままiPhoneやiPadに取り込んで、Twitterに投稿するなど、すぐに画像を活用することができる。
サンワサプライのBluetoothヘッドセット「MM-BTSH25 」は、防滴性能を持つBluetoothヘッドセットだ。防水ケースに入れたiPhoneに着信があった場合、もちろん、そのまま通話をする事も出来るが、ケースに付着した砂が顔に着いて不快になったり、こもった感じになってよく聞こえない、ボリュームの調整ができないなどの不便さもある。
「MM-BTSH25 」は、Bluetooh接続のA2DP対応ヘッドセットなので、無線でiPhoneとシンクロして通話や音楽を聴く事ができる。有線でないので、遊んだりする際に邪魔にならないだけでなく、防水ケースに入れてあるiPhoneに着信があった際にも、明瞭な通話を行うことができる。もちろん、海辺で昼寝をしながら音楽を楽しむ、なんて事もできるだろう。
トリニティが販売する「H2O Audio AMPHIBX Waterproof Armband」は、水深3mまでの水圧に耐える防水性能を持つアームバンドケース。ステレオミニジャックが備わっており、有線のヘッドホン、ヘッドセットを接続して使用する事も可能だが、ジャックは、壊れたヘッドホンのミニジャックなどを利用して塞いでしまい、Bluetoothヘッドホン、ヘッドセットを使用する事をおススメする。Bluetoothヘッドセットであれば、液晶の操作をしなくとも、着信やボリューム調整、音楽の再生停止などの基本的な操作は全てヘッドセットから行える。
今回は、海での活用と言う事でいろいろ試してみたが、周囲で防水ケースを使用してた人々は、ライフセイバー以外には居なかった。ちょっとした防水機能のある携帯電話は既に販売されているが、海となると砂や海水など、よりハードな環境になるので、あえて水際で使用したいと言う気にならないのかもしれない。今回紹介した防水ケースやガジェットを使用する事で、故障などが心配で使えなかった機器を活用して、より楽しい夏休みを過ごしてもらえれば幸いだ。 |