iPad本体。表面は旧モデル同様ガラス面で覆われており、1.5cmほどの枠がある。この枠があることで手に持った際にも画面を手で覆ってしまうことなく、しっかりと保持することが可能になっている。ブラック/ホワイト、モデルはこの枠の色がそれぞれの色になる。表面以外はすべてアルミボディで覆われている。質感は、現行のMacBook Proとほぼ一緒といった感じだ。手触りはよく、前モデルよりきめが細かい感じ。
手に持った感じは、「薄い」「軽い」という感じ。前モデルとの比較があるので、そう感じるのだろうが、角のラインが前モデルが角張っていたのに対して、滑らかになっているので、より薄く感じる。
本体上部には、ボリュームスイッチと電源ボタン、スクリーンロックボタン(ミュートボタン)、ヘッドホンジャックとマイクが備わっている。マイクは、ヘッドホンジャックの横位置から、センターに変更されている。ハードボタンの働きは、iPhoneやiPod touchとほぼ一緒で、スクリーンショットや強制再起動のキーコンビネーションなども共通だ。液晶の操作感やアプリの起動その他キー入力など前モデルと比較してキビキビしている印象を受ける。
前モデルとの比較は、A4→「最大2倍高速になった」A5プロセッサ、3軸ジャイロセンサー、背面および表面へのカメラ追加のほか、高さ:242.8mm 幅:189.7mm 厚さ:13.4mm 重さ680g (WiFi) → 高さ:241.2mm 幅:185.7mm 厚さ:8.8mm 重さ601g (WiFi)と、幅と厚さが認識できるレベルで縮小されている。
本体底部には、Dockコネクタとスピーカ用のメッシュが設けられている。スピーカの音質は、前モデルと比較して、音量も音質も良くなったと感じる。次回以降で、パフォーマンスや細かな使い勝手を紹介したい。 |