ビジネスデイのみの出展となったCRI・ミドルウェアブースでは、iPhone,iPad、Androidなどのモバイルデバイス用のミドルウェアの紹介があった。

3DエンジンのUnityにプラグインとして「CRI ADX 2」が動作するデモなども行われていた。

iPhone、Androidなどスマートフォン向けの展示の他、PCやコンシューマーゲーム機などのミドルウェア展示も行われていた。

大阪電気通信大学デジタルゲーム学科ブースは、今回６回目の出展。現在開発中のiPhone/iPad用ゲームを各種展示。 今回は、KINECTを使用した体感ゲームが人気を集めていた。

今回のTGSの印象として、魚井教授は「Wii U」がリリースのタイミングだが任天堂が出展していない、マイクロソフトも出展を見合わせてしまったという中で、全体的にも展示内容に物足りなさが残った印象を持ったという。その分、ステージ演出やコンパニオンなどブース演出は派手になっているので、一般来場者が楽しめるという事では去年以上なのではないかと言う事だ。

来年に向けて、ソーシャルゲームなどの開発も手がけたいという構想もあるが、ソーシャルゲームサーバーの構築、運営のコストが課題だという。

Appleが一般に公開しているRSS情報を利用してiTunesのランキングなどを解析しDB化、その情報を各種マーケティングデータとして利用できるというのが特徴。

QuerySeekerは、2011年9月にバージョンアップし、Tweetランキング、メディア・ランキング、ＡＰＩ機能を追加し、提供価格は維持されていると言う事だ。

また、株式会社クエリーアイのブースでは、コンパニオンとして「千葉美少女図鑑」から日替わりで１０名登場という豪華な布陣で出展していた。

「千葉美少女図鑑」は、「街に美少女を増やそう」のコンセプトで、年２回発行されるフリーペーパー。所属モデルは、コンパニオンとしてデビューしたり、アイドルになった実績もあるとの事。

神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科では、食育とゲームを組み合わせたシューティングゲームなどを展示してた。

重さセンサーでどれだけの野菜（クッキー）を食べたか計測し、ヘッドセットに備わったセンサーで噛む回数をカウント。

銃のコントローラーのカメラで笑顔をキャッチして弾を装填し、迫るモンスターを撃退する。

ゲームをする事で、苦手な野菜を食べる（過程で笑顔になる）という経験を経る事で苦手な野菜を克服するきっかけになれば、という目的を持ったゲームだと言う。

その他大学、専門学校ブースでも多くの作品などの展示があった。また、学生などがコスプレをして説明員をしたりチラシを配っていた。