3Dコンソーシアムブースでは、ニューサイトジャパンが、iPhoneケースに裸眼3D表示が可能なフィルターをセットしたカナダSpatial View社の「3Dee slide」の展示があった。
着脱式の3Dフィルターをケースに内蔵し、使用する際に引き出してセットする方式なので、3D表示を行わない際にはフィルタを通さず、クリアな表示が可能。また、フィルターのセットには細かな調整が必要だが、ケースのガイドに沿って装着するので、微調整が不要なのも特徴。
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ケース背面部分に3Dパネルを収納 |
使用時にガイドに沿って取り付けるだけ |
再生には、専用プレイヤーの「3DeeCentral」が必要。Youtubeの3D動画の他に、有料の3DコンテンツをiTunes経由で購入する事も可能。ニューサイトジャパンのブースでは、レンチキュラー方式のフィルムを内蔵した裸眼3D対応のiPad 2が展示されていた。
レンチキュラー方式の特徴として、ディスプレイの外側にフィルムとして貼るよりもガラスの内側に貼る事で、ゆがみのないクリアな表示を得られるとの事。試作品では、モアレが目立つが、今後モアレを軽減してゆくのが課題という。
ニューサイトジャパンブースの一角に日本システムプロジェクトの3D保護フィルム「3D Picassoフィルム for iPhone 4/4S」の展示があった。液晶保護フィルムと同じように貼るだけで手軽に3D動画が楽しめる。Youtubeなどのサイドバイサイド方式の3Dムービーなどを専用アプリ「PicassoMovie」
にて3Dフィルム用に変換して再生する。他の製品と異なり垂直にレンズを配置しており、立体感や解像感が優れているのが特徴だという。
ファインテックジャパン/Display 2012」3D関連動画レポート 3D版
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