ワイピーシステムのブースでは、シートベルトカッターおよびウィンドウクラッシャー付きのCO2消火器「消棒RESCUE」をコミックと声優による生アフレコで紹介をしていた。
「消棒RESCUE」は、同社の「消棒シリーズ」の最新型で、車載用に開発されたという。二酸化炭素を使用した消火器と言う事で、EVやハイブリッド車などの火災にも対応すると言う。車載用ということで、シートベルトカッターおよびウィンドウクラッシャーが備わっており、ドアポケットなどに設置できるようにナイロンケースも付属している。
「消棒シリーズ」は、二酸化炭素が180g封入され、噴射時間が約18秒の「消棒」とコンパクト化した「消棒miny」に「消棒RESCUE」を加えた3ラインナップ。「消棒miny」と「消棒RESCUE」は、二酸化炭素封入量が62g、噴射時間が約8秒と同性能ながら、「消棒miny」は、机の上などに立てて置いておけるようなデザインと安全装置解除後72時間のLED点灯機能が備わっており、「消棒RESCUE」は、車載用として機能を強化したバリエーションとなっている。
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東京モーターショー 2011 動画レポート:ワイピーシステム ブース |
ステージプレゼンテーションでは、声優を起用したユニークなもので、事故のシーンで「消棒RESCUE」を使用して助かったり、救助をすると言ったシチュエーションを臨場感のあるドラマで再現。
ステージデモの元になったコミック冊子も配られていた。防災用品、保安用品は、とかく深刻に考えられがちであるが、実際に事故や故障で火災になっているケースも多く、もっと気軽に関心をもってもらいたいと言う思いで、コミック化を企画したと言う。
ベルクロなどを利用してドアポケットやピラーなど任意の場所に設置することができる。二酸化炭素を採用した理由としては、消化剤を利用するタイプは、車内で利用すると薬剤の粉末で呼吸や視界が悪くなり脱出の際に支障を来す場合があり、液状のものはEVや電気系統の火災に使用できないなどの問題があるからで、その問題をクリアするためという。軽自動車のような狭い車内で使用した場合でも、空気中の二酸化炭素濃度はただちに人体に影響のないレベルで、十分な消火効果が発揮され、なおかつ脱出などの行動には影響がない分量になっているという。
グッドイヤーブースでは、月面を模したセットに、宇宙?をイメージしたコスチュームを着たコンパニオンがステージデモなどを実施。
ブリヂストンブースでは、タイヤカフェというコーナーを設け、タイヤに関する相談など受付、アドバイスなども行っていた。
西棟のオープンエリアでは、グランツーリスモ5の試遊ができるコーナーがあった。シートにドライブコントローラーを設置したシステムで、2Dのほかに3Dでプレイできるシートも設置されていた。
その他、映画「カーズ2」のライトニング・マックィーンのヒューマンスケールモデルが展示されていた。ブルーレイ&DVDの発売を記念しての展示だと言う。
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