メルセデス・ベンツブースでは、新車やコンセプトカーの展示の他、、iPhoneを利用した会場ブースガイドアプリ「MB Connect」による情報提供やiPadを利用した見積システムのデモなどiOSデバイスを活用したブース演出が行われていた。
「MB Connect」は、ヤマハが開発した技術「INFOSOUND」を採用し、人間の耳には聞こえない音声信号でデジタルデータを送出、iPhoneのマイクで集音する事でデータ通信を行う。対象車両のタイヤホイール辺りから音が出ていると言う事で、iPhoneをかざすとクルマのシルエットが読み込んだ実車の写真に置き換わる。それぞれのクルマをタップすると、動画や壁紙、カレンダーなどのコンテンツが表示される。
すべてのクルマをコンプリートすると、六本木にある「Mercedes-Benz Connection」にて、ラテが1杯無料または専用にデザインされたiPhoneカバー(限定190名)が貰えるクーポンを入手することができる。
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東京モーターショー 2011 動画レポート:メルセデス・ベンツ ブース |
ブースの一角に、「Mercedes-Benz Finance」コーナーがあり、iPadが展示されていた。こちらのiPadは、ネット接続されており、オンラインカタログと見積もり、ローンシミュレーションが行えるようになっていた。
メルセデス・ベンツを購入する顧客の多くが「Mercedes-Benz Finance」を利用していると言う事で、パソコンに詳しくない人でも楽しみながらクルマ選びが行えるようにタッチパネルのiPadを採用したと言う。また、営業スタッフがローンシミュレーションをより簡単に、親しみ易く営業するためのツールとしても活用されると言う。
タッチパネルで車種を選び、カラーやオプションなどを選択するだけで、総額が見積もりとして表示され、支払い条件などを設定すると月々の支払い金額などのローンシミュレーションが表示される。結果をPDFとして表示およびメールなどで送信する機能もあるという。
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東京モーターショー 2011 動画レポート:メルセデス・ベンツ ブース |
今回展示されている内容は、まだ一部の機能に限られていると言う事だが、来春の新型「B」リリースのタイミングにはフル機能となった状態で、全国の販売店でiPadの導入が行われる予定だと言う。
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