フォーカルポイントコンピュータのブースでは、直近でリリースされた「Atomos Ninja」および「ikan」社製周辺機器の展示がありました。
「ikan」シリーズは、撮影に便利なグリップやアームの他、LED照明等の他、HD-SDI、HDMI、HD/SDコンポーネントを搭載した7インチのLCDモニター「ikan 7″ HD-SDI LCD Monitor」などが展示されておりました。
「Atomos Ninja」は、HDMI端子から、非圧縮クオリティの映像をダイレクトに出力し、Apple ProResコーデックで収録することができる低価格、大容量のストレージです。
HDMI出力のあるスイッチャーやビデオカメラなどの映像を、Final Cut Proなどで使用可能なApple ProResコーデックで収録することができ、SxS、P2などのフォーマットを使用する際のような面倒なフォーマット変換の必要なく、かつ安価に、データを取り扱えるのが特徴です。また、本体メモリに記録する場合には、AVCHD形式に非可逆圧縮されてしまうので、画質の劣化がおこりますが、「Atomos Ninja」を使用する事で、Apple ProResコーデックで直接記録できるので、高画質での収録が可能です。
メディアは、2.5inchのSATA接続のHDDおよびSSDを使用し、専用のカートリッジケースに収納して使用します。本体には10個のブランクケースが同梱されており、市販のHDDおよびSSDを組み込んで使用できるので、大変リーズナブルです。また、バッテリーはSONYのインフォリチウムLシリーズと互換性のあるバッテリーを使用。ホットスワップ対応で、収録中のバッテリー交換が可能になっております。 |