会場には、3月25日から予約開始の「figma ブラック★ロックシューター」や「ねんどろいど ブラック★ロックシューター」など、新作フィギュアが展示されていた。
その他には、「ブラック★ロックシューター Black blade ver.」などグッドスマイルカンパニーの新作も展示され、来場者の関心を集めていた。
アニメ「ブラック★ロックシューター」の製作発表会では、グッドスマイルカンパニー代表取締役の安藝貴範氏、株式会社Ordet代表取締役で監修の山本寛氏、同社監督の吉岡忍氏による制作秘話などが披露された。また、アニメ版のキャラクターデザインは、松尾祐輔氏。「BRSの世界観を自分なりに咀嚼して設定した」とのこと。山本氏は、「ブラック★ロックシューター」では、楽曲とイラストのせめぎ合いによって曲が構成されているように感じている。今度はアニメと楽曲のせめぎ合いを期待したい(してほしい)と監督へプレッシャーをかけ続けていた。
本編が約50分。「アニメブラックロックシューター拡大キャンペーン」と題して6月25日から雑誌へのDVD添付をはじめ店頭でのDVD配布やネット配信、上映会などでの発表などを予定。なるべくたくさんの人に見てもらう機会を増やしたい、ということで、いずれも無料で提供される。フィギュアのプロモーション的要素も強い映像作品になりそうだ。無料の配信、配布のほか、DVDやBDなどの有料版もリリースされる予定もあるとのこと。無償配布の第1弾は、6月25日売りのHobby JAPAN 2010年 8月号にて行われる。
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(C)huke/B★RS Project |
発表会後半では、キャストの発表も行われた。お互いに戦う立場である、黒髪ツインテールで大きな銃が特徴の「ブラック★ロックシューター」、と悪魔のような角を生やした「デッドマスター」の2人に加え、明るく元気な女子学生「黒衣マト」と、おとなしくマトの姉のような存在の「小鳥遊ヨミ」というキャラクターが登場する。黒衣マトを花澤香菜さん、小鳥遊ヨミを沢城みゆきさんが演じることも発表され、ゲストとして登場した。
花澤さんは、「『ブラック★ロックシューター』の曲は前から知っていて、iPodにも入っていて、よく聴いている曲でした。それがアニメになって学園も出てきて、そんな作品に参加できるのはすごく楽しみです(脳内再生用キャラ:千石撫子)」と意気込みを語った。沢城さんは、「花澤さんがヒロインで、面白い作品だと聴いていただけでオーディションもなく決まったんですが、花澤さんの同級生役と知って、無理だよ〜!と思いました」とコメント。すかさず、山本氏により「俺の某作品でやったじゃん!w」とツッコミが入り、会場を沸かせていた。 |