電子書籍(iPhoneアプリ)「Out of Galaxy 銀のコーシカ」の成功を受けて豪華版コミックが発売される事となりました。19,800円という価格ながら、直筆サイン入り、オリジナル・セル版画付きという豪華な仕様により発売前から多くの予約者が殺到しました。その中から先着で約200名の購入希望者によって、シリアルNoの抽選会がおよび、松本零士氏のトークショーが行われました。
14:00開演を前に、13時の開場が待ちきれない参加者が開場に詰めかけ、予定より早く入場が開始され、開演前には既に開場は満員の状態になりました。
トークショーでは、コーシカの名前の由来も明らかに。若い頃に「コーシカ」というロシア酒場で、店員にロシア語で「子猫」の意味という事を知り、いつかタイトルに使えるだろうと、「コーシカ」「ナウシカ」のペアを思いついたが、「ナウシカ」だけ先に使われてしまった(会場笑)ので、「コーシカ」だけが残った。でも、宮崎(駿)さんを恨んではない。宮崎さん、そしてガンダムなどが業界を盛り上げて大きくしてくれた。業界が繁栄すればいつか舞台の順番が回ってくる。お互い様なので、人の足を引っ張ってはいけない。人の足を引っ張るのは自分の足を引っ張るのと同じ。誰かが頑張ってくれないといけない。とのこと。
続いて、主人公の羽黒妖についての話題に。羽黒妖は、その名の通り羽は生えてないが妖精で、魔法使い。超能力者。羽黒妖も森雪もメーテルも、若い頃、青春時代に考えた名前がほとんど。知り合いの名前をはしょったりして名前にしていった。羽黒妖も羽黒さんという女性がいて、憧れていたのでそういう名前になった。
続いて、来場者からの質問となり、お気に入りの女性キャラは?と言う質問には、「順番で言えば、森雪、メーテル、羽黒妖...となりますな〜他にもいますが、お気に入りの女性に共通なのは、普段は優しくて神々しくて美しいけれど、怒らせると世にも恐ろしいと。私は九州男児なので、九州の女性を多く見てきたので、そうなった。もう一つは先祖の中にメーテルそっくりな人がいたので、遺伝子がそうさせるのだろう。あいにくその遺伝子を私は受け継がなかったようだが(会場笑)」とユーモアを交えて答えていただきました。
デジタルや電子書籍に関する質問に関しては、「デジタルでの制作、配信は10数年前から行っていて、ある作品では、日本語での配信では3万6千、英語版を出したら36万になった。世界の広さを感じた。電子と紙と交互に作用している。電子で作った作品が紙の書籍になり、書籍の作品が電子化されてゆくと言うことが起こって良い流れになっていると思う。ハーロックも999も、北欧や中国、ヨーロッパなど英語だけでなくあらゆる国の言葉で出版されている。なので、世界に受け入れられる表現に気をつけなければならない。しかし、己の信念だけは別。それだけは曲げないで表現してゆく。」
最後に一言、として「最後に死ぬ事になってもいいので、宇宙に行って地球を見てきたい。星々に自分の名前を刻んできたい。」という宇宙への想いを語って頂きました。
電子書籍(iPhoneアプリ)「Out of Galaxy 銀のコーシカ」
「銀のコーシカ 第一章(Free)
」
「銀のコーシカ 第二章
」
「銀のコーシカ 第三章
」
「銀のコーシカ 第四章
」
「銀のコーシカ 第五章
」
「銀のコーシカ 第六章
」
「銀のコーシカ 第七章
」
「銀のコーシカ 第八章
」
「(完全版)松本零士 銀のコーシカ
」
「銀のコーシカ 英語版
」
「ボヘミアン・ラプソディ feat. 松本零士
」
松本零士先生「コーシカサイン色紙」プレゼント
iPod Styleの読者の皆さんに、松本零士氏より、サイン色紙を頂きました。かわいいコーシカのイラストが入ったサインです。
■応募方法
Twitterで @ipodstyle_info をフォロー。プレゼント募集のつぶやきをRTしてくれた方の中から抽選で1名様に、プレゼントします。応募締め切りは、7月12日の23時59分。当選者には、DMにてご連絡の上、発送いたします。
懸賞システムは、アタッターを利用しております。 |