ご存知の通り、KICHIJOJI STOREは今年１月にオープンしたアップルプレミアムリセーラー。アップルらしく、店内だけでなくスタッフルームもセンスよくホワイトのカラーで統一されている。そのスタッフルームの手前のミーティングスペース。ちょうど 丸テーブルに４名の方が既に座られていたが、年齢層は２０代前半から６０代までといった感じ。どのかたも１週間から１ヶ月前にiPhoneを購入されてばかりの方ということ。

ストアの方が説明を始められると参加者はiPhoneを操作しながら、プロジェクターの画面を眺めて、と忙しく指も目も動かしていた。購入前の方も参加可能なようにデモ機も用意されている準備ぶりで、新規ユーザーの獲得にも力を入れている様子がでていた。

このワークショップで説明された内容は、ホーム画面の説明から始まり、ホームとは何？というところ、さらに操作のフリック入力の説明を基本からとても詳しくされていた。

　説明内容
　　・ホーム画面：ホームとは、ホームボタンの動作、ホーム画面のカスタマイズ
　　・操作、入力方法：フリック入力、ピンチ操作、ダブルタップなど
　　・アプリの追加、削除方法、レーティングについて
　　・日本語入力方法
　　・カメラの使い方、カメラアプリの紹介
　　・その他ゲームやおもしろい、便利なアプリの紹介
　など多岐にわたっていた。

１時間ほどのワークショップであったが、説明をうけつつその場で操作をし、疑問があればすぐに質問できる環境で、スタッフも数人で対応されていたので参加者もかなりの疑問を解けたのではないかと思う。

最後に参加者の一人の方に感想を聞いて見る事ができた。
「iPhoneを買ったけども、これまでの使用していた携帯と基本の操作から全く違う点で戸惑っていた。操作とかアプリについても本を買って勉強していたが、それでもなかなか周りにも聞ける人がいないので苦労した。また、販売店に聞いてもわからない、と言われる事もあったが、このワークショップをやると聞いて参加させていただいた。
　やはりユーザーを増やすという事であれば、売るだけではなく操作などについてもいやがることなく詳しく教える事は必要だと思うしぜひ充実させてほしい。」ということで満足している様子でした。

　既に使われている方、あるいはMacを使った事のある方は、iPhoneそれ自体はとても便利な端末で、操作方法も簡単だと思うが、販売店はそういった方だけではなく、これまでMacも触った事ない、さらにiPhoneとは操作方法の全く異なる携帯しか使ってこられなかった方に対して販売していかなければならない。販売するだけで操作方法は購入者任せ、となってしまうとやはり使いにくい端末、と言われかねないのがiPhoneであると思う。そこの点を少しでも解消すべくこうした販売店単位で購入者のユーザーエクスペリエンスを少しでも向上させようと言うのはとてもいい試みで、各地の販売店にも広がってほしいと切に思った。このようなワークショップのほか、いろいろなイベントを開催されているKICHIJOJI STOREは公式ブログでも情報発信しているので、近くの方に限らず遠くの方でも有益な情報が掲載されているので、ご覧になる事をお薦めしたい。

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