iPod Style内を検索 Webを検索

音展 AKIBA レポート(後編)

2009年11月13日〜15日まで、秋葉原で開催された「オーディオ&ホームシアター展 in AKIBA 2009(音展 AKIBA)」を取材しました。

音展 AKIBA

音展 AKIBA:FUJISOFT AKIBA PLAZA編

株式会社ダイマジック

音展 AKIBA

EUPHONY(ユーフォニー)という四つの音響技術をした音場再生方式の展示で、技術が採用された製品の展示がありました。

音展 AKIBA
音展 AKIBA

サラウンド効果などをかけられるサウンドエンハンサー技術で、MP3プレイヤーやBluetoothなどの圧縮された音源を迫力あるサウンドに拡張して聴く事が出来ます。

音展 AKIBA
音展 AKIBA
音展 AKIBA
音展 AKIBA

採用された技術、製品の展示もあり、参考展示されていたフォスターのBluetoothイヤホンのデモでは、発売されたばかりのソフトバンクモバイルの携帯電話から音楽を送信し、それを受信して聴く事が出来るデモも行われておりました。環境音がある程度ある状態での試聴でしたが、一般的なBluetoothレシーバー、ヘッドホンと比較して高品質なサウンドであるように感じました。

音展 AKIBA
音展 AKIBA

その他、クロックオーディオ機器としては珍しい光入力に対応したスピーカシステムなども展示されておりました。AirMac Expressの光出力と組み合わせる事で、PCの無い部屋でも高品質なサウンドを楽しめるようになると言う事でした。


SONY

音展 AKIBA

SONYの試聴室では、ハイエンドスピーカシステム   の試聴会が開催されておりました。

音展 AKIBA
音展 AKIBA

オーディオ評論家の三浦孝仁氏のナビゲータで、様々な音源を氏の解説付きで試聴、スピーカの魅力やその理由となるテクノロジー、工法などの解説がありました。

音展 AKIBA

試聴室の後方には、発売されたばかりのPCMレコーダ  をはじめ、PCMレコーダ、ICレコーダの展示もありました。

Sony Style(ソニースタイル)

音展 AKIBA:FUJISOFT AKIBA PLAZA編

ボザール

音展 AKIBA

ボザールのブースでは、タイムドメインスピーカ  と  が展示されておりました。

音展 AKIBA
音展 AKIBA

一般的なスピーカの


富士通テン

音展 AKIBA
音展 AKIBA

高級感のある感じになっている。


ソニックギア

音展 AKIBA

花野井製作所ブースでは、ユニークな卵形スピーカの展示がありました。

音展 AKIBA
音展 AKIBA

同社は、オーディオの専門メーカではなく、バイクのカウルなどを制作するメーカということですが、バイクのカウルの制作工程とスピーカのハウジングを作る工程に共通点があると言う事で、スピーカ制作にチャレンジしようと思ったと言う事です。

音展 AKIBA

まだまだ試作機と言う事で、来場者の意見や感想をもらうための出展だと言う事でしたが、塗装の仕上がりに関しては本業でもあり、かなり自信を持っていると言う事でした。

音展 AKIBA:AKIBA_SQUARE編

PCMレコーダーなど

音展 AKIBA

ティアックのブースでは、発売されたばかりの新型PCMレコーダ「DR-100」の展示などをメインに、同社のPCMレコーダの展示がありました。

音展 AKIBA

SONYブースでは、SONYのPCMレコーダのラインナップが展示されており、新型の  も実際に触って試す事が出来ました。新型の は、乾電池2本で動作し、エネループにも対応、メモリは内蔵 GBと拡張され、外部メモリもメモりスティックマイクロのほか、microSDHCカードにも対応、音声感知をして録音のON/OFFができるなどエントリーユーザーにも、既に上位機種を持っている人でも欲しくなるような仕様となっておりました。説明員として対応していただいた方も実際に同社のレコーダを使用されており、開発陣もヘビーユーザーと言う事で、自分が使いたい製品を作っているので、非常に完成度の高い製品になっております、という事でした。

音展 AKIBA
音展 AKIBA

Zoomのブースでは、新製品「Q3」が展示されておりました。同社のH4などに採用されているPCMレコーダ技術にSDサイズの動画撮影機能を付加し、Youtubeなどへのアップロード機能を備えた画期的な製品でした。

音展 AKIBA
音展 AKIBA

Adphoxブースでは、バイノーラル録音が可能なイヤホンマイクが展示されておりました。イヤホンの外側にマイクが装備されており、実際に人間の耳で聞こえるようなイメージでの録音が可能なマイクになっております。

音展 AKIBA

サンプルを聴いてみたところ、ライブなどでは前方のライブ演奏と後方や横から聞こえてくる観客の拍手の音などが臨場感あふれて聞こえてきたり、後方から車や列車が追い抜いてゆく際の音などが、リアルに再現されておりました。販売の他に、レンタルもしているとの事。


1bitオーディオ関連

1bitオーディオとは、通常、16bitや24bitで処理する信号を1bitで処理する事で、音声データの欠損を防ぎ、高品質な音声録音、再生が行えると言うもので、従来では処理能力の関係で実現が難しかった事が、近年の機器性能の向上によりようやく実用のめどが立ってきていると言うものだそうです。

音展 AKIBA
音展 AKIBA

まだなじみの薄い1bitオーディオですが、会場ではいくつかのソリューションが展示されておりました。早稲田大学  研究室の展示では、沢山の超音波スピーカを並べたスピーカの試作品の展示がありました。指向性が強く、騒がしい場所でも目の前に立った人にだけ聞こえるような音を聞かせる事が出来ると言う事です。

音展 AKIBA
音展 AKIBA

株式会社  では、電磁コイルを使用した薄くて低コストなスピーカが展示されておりました。部品点数が少なく、強力な磁石を使用しなくてすむので、軽量で低コストに作れる事と、車外に搭載したり水中スピーカなど特殊な用途にも応用可能だと言う事でした。

 

トップへ戻る


ご意見、ご感想、その他情報など何でも結構ですのでメールinfo@ipodstyle.net宛てへお送り下さい。

Copyright © 2002-2010- iPod Style - All rights reserved.