PCMレコーダーなど
ティアックのブースでは、発売されたばかりの新型PCMレコーダ「DR-100」の展示などをメインに、同社のPCMレコーダの展示がありました。
SONYブースでは、SONYのPCMレコーダのラインナップが展示されており、新型の も実際に触って試す事が出来ました。新型の は、乾電池2本で動作し、エネループにも対応、メモリは内蔵 GBと拡張され、外部メモリもメモりスティックマイクロのほか、microSDHCカードにも対応、音声感知をして録音のON/OFFができるなどエントリーユーザーにも、既に上位機種を持っている人でも欲しくなるような仕様となっておりました。説明員として対応していただいた方も実際に同社のレコーダを使用されており、開発陣もヘビーユーザーと言う事で、自分が使いたい製品を作っているので、非常に完成度の高い製品になっております、という事でした。
Zoomのブースでは、新製品「Q3」が展示されておりました。同社のH4などに採用されているPCMレコーダ技術にSDサイズの動画撮影機能を付加し、Youtubeなどへのアップロード機能を備えた画期的な製品でした。
Adphoxブースでは、バイノーラル録音が可能なイヤホンマイクが展示されておりました。イヤホンの外側にマイクが装備されており、実際に人間の耳で聞こえるようなイメージでの録音が可能なマイクになっております。
サンプルを聴いてみたところ、ライブなどでは前方のライブ演奏と後方や横から聞こえてくる観客の拍手の音などが臨場感あふれて聞こえてきたり、後方から車や列車が追い抜いてゆく際の音などが、リアルに再現されておりました。販売の他に、レンタルもしているとの事。
1bitオーディオ関連
1bitオーディオとは、通常、16bitや24bitで処理する信号を1bitで処理する事で、音声データの欠損を防ぎ、高品質な音声録音、再生が行えると言うもので、従来では処理能力の関係で実現が難しかった事が、近年の機器性能の向上によりようやく実用のめどが立ってきていると言うものだそうです。
まだなじみの薄い1bitオーディオですが、会場ではいくつかのソリューションが展示されておりました。早稲田大学 研究室の展示では、沢山の超音波スピーカを並べたスピーカの試作品の展示がありました。指向性が強く、騒がしい場所でも目の前に立った人にだけ聞こえるような音を聞かせる事が出来ると言う事です。
株式会社 では、電磁コイルを使用した薄くて低コストなスピーカが展示されておりました。部品点数が少なく、強力な磁石を使用しなくてすむので、軽量で低コストに作れる事と、車外に搭載したり水中スピーカなど特殊な用途にも応用可能だと言う事でした。
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