轟産業株式会社では、FirstCare社の応急救護用品「エマージェンシーバンデージ」や特殊な止血帯「SOF Tactical Tourniquet」などが展示され、デモなどもありました。
「SOF Tactical Tourniquet」は、米軍でも使用されている止血帯で、一人でも処置が出来るように工夫されており、衝撃や温度変化に強い材質で出来ていると言う事です。ちなみに、平時の民間の応急救護では、止血のために止血帯を使用する事はありません。
「エマージェンシーバンデージ」は、圧迫止血用のガーゼに伸縮性のガーゼを縫い付け、圧迫用にプラスチックのフレームを取り付けた応急止血用包帯です。
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危機管理産業展2009 轟産業 「エマージェンシーバンデージ」デモ |
プラスチック製の止血フレームが傷口のみを圧迫し、止血を行うので、強く締め付けても血流や脈には影響が無いと言うのが特徴です。また、フレームを有効に使用する事で、単独でも自分自身を手当てする事が可能になっています。
ジャパン メディカル パートナーズ ブースは、新型インフルエンザのパンデミックに対応するために、各専門分野から構成された民間企業コンソーシアムということで、パンデミック対策ソリューションの展示が行われておりました。
アイ・エム・アイ株式会社では、人工呼吸器の展示の他、生理学モデルに基づいた高機能患者シミュレータ「ECS」などの展示がありました。
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成人用シミュレータおよび乳幼児用シミュレータ(MacBook Proはコントローラ) |
「ECS」は、生理学モデルに基づいて、動作する患者シミュレータで、機能によって1千万円程度〜3千万円程度の価格との事。Macによる管理コンソールによって、様々な症状を再現させる事が出来ます。
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危機管理産業展2009 アイ・エム・アイ株式会社 患者シミュレータ「ECS」デモ |
仕組みとしては、シミュレーター(人形)本体に、無線LANが内蔵されており、MacからWi-Fi接続で端末に接続します。接続後、Mac上で動作する管理コンソールにて、症状やトレーニングしたいシナリオを設定する事で、シミュレーションを開始する事が出来ます。
その他、バッテリーだけで6時間稼働できる人工呼吸器「レジェンドエア」や、ぬいぐるみ人形に見立てた乳幼児用CPR練習機器などの展示がありました。
その他にも、ジャパン メディカル パートナーズに参加している企業の製品展示などがありました。 |