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iPhoneケースデコ電会 レポート

2009年10月18日、iPRESSおよびiPod Style共同開催で渋谷iPRESS cafeにて行われた「iPhoneケースデコ電会」の模様をお伝えいたします。

デコ電会

今回のデコ電会は、株式会社トラスコ(こころや)様よりデコパーツおよび講師を、トリニティ株式会社様よりiPhoneケースをご提供いただき、ストーンなどでデコレーションの経験がある人からデコレーションは初めて、という人まで9名が、講師の方々の指導のもと、思い思いのデコレーションを楽しみました。

デコレーション(ストーン)編

スワロフスキーなどのストーンを使ったデコレーションは、初めてチャレンジする人も多く、デザインをどうするか、どのようにパーツを置いてゆくかなど講師の方より一から丁寧にてアドバイスがありました。 ストーン、スイーツ共通の注意点として、新品のケースなどには油脂類が付着していて接着剤が着きにくいということで、まずはアルコールを含んだウェットティッシュなどで油脂分を落とすと言う作業から開始されました。

デコ電会

ストーンを使ったデコレーションは、隙間無くパーツ(ストーン)を敷き詰める必要があり根気がいる作業となります。また、思い描いたデザインと実際の出来上がりが近くなるように工夫が必要と言う事で、その人に適したアドバイスのもと作業が進められました。

デコ電会
デコ電会
参加者全員に必要な道具とパーツが配布された
講師の方からデコのポイントなどが伝えられる
デコ電会
デコ電会
デコレーションパーツを持ち込む人も・・・
パーツ選びに皆真剣なまなざし・・・

ストーンの場合、大きなパーツだけを使用すると隙間ができて下地が見えてしまうので、絵柄や使用するパーツの大きさによっては下絵など貼ったり下地に色を塗るなどの工夫をすると良いと言う事で、下絵をケースに貼ってその上からパーツを置いていく方法、アクリル絵の具で下絵を描いてその上からパーツを置いてゆく方法などがアドバイスされました。

デコ電会
デコ電会
完成見本を参考に自分のデザインを決めてゆく
家でデザインを考えてきた人も
デコ電会
デコ電会
ケースに下書きをしてゆく
思いついたデザインをメモしてゆく

小さなストーンを使用する場合、細かな絵柄がきれいにできるのですが、パーツが小さいために作業には時間がかかってしまいます。また、慣れないときれいなラインにならない事もあり、講師の方のアドバイスを受けたり、時折手伝ってもらいながら作業が進められました。大きさの異なるストーンの場合には、大きなストーンの隙間を小さなストーンで埋めて隙間ができにくくするなどの工夫が見られました。

デコ電会
デコ電会
下絵に沿ってストーンを配置
専用の器具で慎重に載せてゆく
デコ電会
デコ電会
要所要所で講師のアドバイスを受ける
作業に没頭すると皆無口に・・・

今回は、トリニティ株式会社のiPhone 3G用ケース「Plastic Case for iPhone 3G」をメインにご提供いただき、ケースにデコレーションを行うと言う手法をとりましたが、他の携帯電話の場合、携帯電話表面にフィルムを貼ってその上にデコレーションを行うと言う事でした。この場合、新しいデコレーションを行おうとした場合にはフィルムを剥がすのですが、多くの場合、既存のデコレーションは破棄するコトになってしまうそうです。その点、ケースが豊富なiPhoneではケースにデコレーションを施すことで、気分によって異なるデザインのデコレーションを楽しめると言う事です。また、デコレーションを行うキャンバス面積も広いと言う事で、デザインの自由度があるので、デコレーション用のベースとしてiPhoneは最適なのではないかと思いました。

デコレーション(スイーツ)編

スイーツと呼ばれるデコレーションは、シリコンゴムをホイップクリームに見立ててデコレーションケーキのようなイメージで装飾を施してゆくデコレーション手法です。

デコ電会

スイーツタイプは、ホイップクリームの形とデコレーションするパーツ選びが大事と言う事で、作成例を雑誌や実物サンプルをみてイメージを膨らませます。その後、講師の方よりホイップクリームの作成方法を教えてもらいます。クリームの形や出し方には複数種類があり、ボリュームやデザインに応じて使い分けると言う事でした。

デコ電会
デコ電会
完成見本を参考に自分のデザインを決めてゆく
スイーツの基本、クリームの作り方をガイド
デコ電会
デコ電会
実際にお手本を披露
鮮やかな手並みに見入っている参加者たち

スイーツデコレーションは、2年ほど前から流行り始めたデコレーション手法と言う事で、当初は材料の調達や用具などもそろっておらず、試行錯誤の連続だったそうですが、そのおかげで現在は初めての人でも簡単に作れるようになってきていると言う事でした。

デコ電会
デコ電会
イメージに合うようにパーツを並べてみる
並べ替えて試行錯誤を繰り返す
デコ電会
デコ電会
盛りつけたクリームの上にパーツを配置
ワンポイントでストーンなども飾る場合も

ホイップクリームを盛って、パーツを載せて飾り付けてゆくと言う方法なので、ストーンに比べると比較的簡単で短時間で作成する事ができますが、一度盛ってしまうとやり直しが難しいので、実際に盛る前に何度もパーツ配置などを試行錯誤してからいよいよ本番と言った感じで作業が進んでゆきます。

デコ電会
デコ電会
盛りつけ途中の例
持ちつけ途中の例
デコ電会
デコ電会
盛りつけ途中の例
ネックストラップにもワンポイント

iPhoneのスイーツデコレーションの注意点としては、カメラ用の穴をうまく避けてデコレーションする事がポイントです。楽しくてついつい盛りすぎて、カメラ使用時に邪魔になってしまう事の無いように注意が必要です。また、クリームの素材はシリコンで、約1時間程度で表面が固まり始めるのですが、完全に乾くには1日程度、万全を期すなら1週間程度はそのまま乾かすのが良いと言う事です。他の携帯電話の場合には、普段使う携帯を放置しておく事ができませんが、iPhoneの場合にはケースにデコレーションを行うので、その心配が要らないのが便利です。

デコレーション完成編

開始から3〜4時間経ったところでいったん終了して、出来上がった作品を見る事になりました。スイーツは全員完成しており、華やかに飾られたケースが並びました。 ストーンは、凝った柄や全面を埋めるようなデザインを行った人は完成が間に合わず閉会後、さらに居残って作成したり、自宅に持ち帰って作成する事になりました。

デコ電会
デコ電会
デコ電会
デコ電会

スイーツ、ストーンともに、それぞれの個性が出たすてきなデコレーションが完成しました。 ケースのベース色や使用するパーツの色や大きさなどによって、ほぼ同じケースをベースにデコレーションしたとは思えないほど、独自の仕上がりとなりました。ストラップにもワンポイントのデコレーションを施したりとそれぞれに工夫が見られました。

デコ電会
デコ電会
デコ電会
デコ電会

会が始まる前や、デザインを選ぶ際にはみんなで相談したり講師の方にアドバイスを求めたりと賑やかだったのですが、いざデコレーション作業が始まると、うってかわったように静かになり、用具を使用する音だけが時折すると言うような状態でした。終わったあとに参加者に感想を聞いてみたところ、何かに集中して作業をすると言う事が滅多に無いので、ストレス解消にもなったと言う事でした。

デコ電会

最後に、デコレーションのベースとなったケース「Plastic Case for iPhone 3G」を提供していただいたトリニティ株式会社の星川社長より独断でお気に入りのケースを選んでい頂き、その作成者にiPhoneやiPod、その他ガジェット類を充電できる「The Sanctuary」をプレゼントすると言うサプライズがありました。

今回は、初めてのデコレーション教室企画ということで、参加者が集まるか、時間内に終わるのか、などいろいろと心配な点はありましたが、病欠の方を除いてほぼ全員+飛び入り数名の参加があり、成功裏に終わりました。

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