サイバーコンサルタントブースでは、すでにあるサイトをiPhoneで見やすいように最適化するサービスを展示しておりました。
iPhoneはフルブラウザが入っているとはいえ、通常のサイトをそのまま見てしまうと文字も小さいので読みづらい。しかし、iPhoneのためだけに最適化する費用もスキルもない人のためのサービスということで、価格も導入費1万円からというリーズナブルな価格。
サービスとしては、自社サイトに設置するタイプではなくて、このサイバーコンサルタント社のもつサーバーにデータを置くようになり、イメージとしてはレンタルBlogサービスのような感じ。IDやパスワードを設定し、1ページごとに文字と写真(ページごとに1枚のみ)と言うごく簡単なものになりますが、Blogを書ける程度のスキルがあれば可能ということで、画面も極簡単になっています。
実際のサイト構築
用意された専用のアクセス画面からID、パスワードで設定画面に入ります。TOP画面はメニューとなりますので、メニューを設定しますが、ほかのページは、サイトは1ページごとの記述式で、それぞれのページを以下のように作成していくことになります。
カテゴリ、というのはiPhone用トップページでのメニューになります。ここにチェックボックスを入れると、そのカテゴリ(メニュー)のページに記述しているページが挿入されます。ですので、すべてのカテゴリにチェックをいれるとすべてのカテゴリに表示されることになります。
タイトルがそのページのタイトル部分に来ます。
本文が、本文部分の記述になります。
写真は1枚につき2MBまでのアップロードの制限がありますが、サイズはサーバー側で自動的にiPhoneに最適化されたサイズにリサイズされるとのこと。作成者とdateは実際のサイトに表示されません。この記述をしたあと「決定」ボタンを押すと即座にiPhone用サイトのサーバーにデータが反映されます。
たしかにブラウザ上でBlogを書ける程度のスキルでiPhone用サイトが構築できます。変換したページも即座に反映されるので、ちょっと変えたいときなどにもすぐに出来ます。自社サイトは外部委託で制作していても、その元の文章や写真などをいかして、iPhone用サイトは当面このサービスご自分で作成などの場合にも、この程度ならば負担になることはないのではないかと思われます。
基本的に自社サイトとは別のサーバー(サイバーコンサルタント社の)にデータあることになるので、URLが自社サイトではないと、という方には変換されたデータをHTMLを書き出して、自社サイトに貼付けることも不可能ではない、ということでしたが、現状ではサービスとして、プログラムには搭載されていない、ないということでした。
サーバー容量も300MBまで、ということで大規模なカタログページなどを載せようとするのは難しいでしょう。もっとも、ショッピングカートなども現状導入できないということで、ショッピングサイトとしての構築は難しいと言わざるを得ない部分がありますが、どれだけ集客のあるかわからないところで、iPhoneのためだけに専用サイトを構築する余裕がない、というところへの導入としてはよいのではないでしょうか?このサービスでまずは集客の手応えをつかんでから次へのステップアップ、というのもけして遠回りではないと思います。
同社は、インターネットの広告代理店業務を行う会社で、このサービスを通してまずは会社を知ってもらって、本格的サイト構築を検討してもらい、自社のサービスを利用してもらうことを狙いとしているようです。
興味のある方は担当(代元)宛までご連絡を、とのこと。
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