「VisualDock」は、iPod/iPhone各種に対応し、TVなどに接続する事で大画面でiPod/iPhoneの写真や動画を楽しむ事が出来るリモコン付きDockステーションだ。
VisualDock本体前面にはリモコン用の受光部や各種動作を示すインジケータが設けられており、背面には出力用コネクタやジャック、スイッチ類などがまとめられている。PCとの同期や充電用にはminiUSB端子を介して行うので、ケーブルの汎用性が高くなっている。LINE OUT端子には専用のAVケーブルを接続する事で映像とステレオ音声を出力する事が出来る。また、Sビデオ端子があるTVなどにはS端子経由でより高画質な映像を出力する事も可能だ。背面のスイッチを使用する事で、PCとの接続時に、充電のみか同期も行うのかの切り替えを行う事が可能になっている。
付属のリモコンは、ボリューム調整や再生、停止スキップ、バックスキップの他、サラウンド効果のON/OFFもリモコンで行う。また、iPod/iPhoneのメニュー操作も行えるようになっている。メニュー操作時は、iPod/iPhoneのディスプレイのみで操作確認が行える。「Apple Universal Dock」を使用する際には、付属のApple Remoteにて行えるのは、ボリューム調整や再生、停止スキップ、バックスキップのみで、メニュー操作は行えないので、より便利と言えるだろう。
VisualDockには、Dockステーションおよびリモコンの他、AVケーブル、miniUSBケーブル、Sビデオケーブル、iPod Dockアダプタ、USB用ACアダプタなどがセットになっており、様々な方式での出力、充電などに対応する。「Apple Universal Dock」を使用する場合には、別途「Apple コンポジット AV ケーブル」または「オーディオケーブル」と「ビデオケーブル」などが必要になるので、コスト的にはほぼ同じかそれ以上のコストが必要になる。また、VisualDockには独自の3Dサラウンド回路が組み込まれており、迫力のある音声、音楽を楽しむ事が可能だ。
実売で8,000円前後と高くはない価格。Apple純正でほぼ同機能、同程度のクオリティを実現しようとした場合と比較するとリーズナブルと言える。オールインワンで箱を開けたら必要なケーブルや機器が全部揃っていると言う事は、ケーブルの規格だとか種類に詳しくない人にとっても安心感が高い。iPod nanoやiPhoneなどで撮った動画を帰宅してすぐに家族で見るなど最新のiPod/iPhoneを活用するために役に立つのではないだろうか?
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