いわゆるスリーブ型というか封筒型のケースで、iPhone4を取り出して使用するタイプ。そのため、かなりスリムでiPhone自体のコンパクトさを損なわずに使える。革も、使い込むと良い感じに馴染む上質なもので、角の処理や縫製、革の磨きなど、とても丁寧に作られている。
ケースにiPhone4を入れると、上の写真のように少しだけ膨らみが残るように作られている。この膨らみ部分に指を入れると、とてもスムーズにiPhone4を取り出す事が出来る。ジャストサイズで作られた革ケースだが、出し入れがスムーズというのは、革ケースの必須機能でもある。このちょっとした膨らみ一つを見ても、このケースが良い仕事をした結果である事がうかがえる。
植物なめしの香りが漂う革は、経年変化も楽しめそう。また、縫製も丁寧だし、革をiPhone4の形に整形した立体的なカーブの部分も皺が寄る事なく、キレイに仕上げられていて、ケース自体の形も美しい。価格(4,000円)から考えると、この品質はかなりのお買い得と言える。また、高品質でコストパフォーマンスが高いため、革ケースの入門編としても最適。
実際に使ってみても、指の入り具合や、サイドを少し押さえる事でさらに出し入れがスムーズになる構造など、よく考えられていて使いやすい。iPhoneをポケットに入れて持ち歩く人にはお勧めだ。カラーバリエーションも、写真のキャメルの他、ブラック、チョコがあり、好みに応じて選べる。経年変化を楽しみたければキャメル、変化が少ない方が好きな場合ブラック、その中間でチョコ、という選び方も可能だ。
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※記事中の価格は、2010年11月3日現在の価格です。 |