最初に着けた印象としては、MM50iP同様フィット感が良いと感じた。首から下げるデザインも使い勝手が良く、長時間使用してもそれほど疲れない。ナイロン製の編み込みタイプのコードは絡みにくく、通常の使用状態では常にボタンが正面を向くように保たれる。
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高級感のあるパッケージには、ヘッドセット本体の他に予備のイヤピース(大・小)が入っている。
標準では中サイズのイヤピースがセットされている。
中央の再生ボタンを長押ししてペアリングを行い、続いて早送りボタンを長押しして2つ目のペアリングを行う。
イヤピースのホールド感は良好で、収まりが良い感じ。
ハウジングはMM50iPよりも高級感のある質感。
ネックストラップは、取り外す事も可能。 |
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底部のカバーを開けると専用のUSB端子が現れる。
背面には、オプションで服などに留めることが出来るクリップを取り付けることが出来る。
ネックストラップを使用しない時などは、クリップを使用すると便利だ。 |
Bluetoothヘッドホンとして音質は気になるところだが、中音域を中心に平均的に出ていて悪くない感じ。音作りの傾向は「MM50iP」に近い仕上がりとなっており、バイオリンなどの高音域の音も崩れる事無く再生されるし、ベースやドラム系の重低音もしっかりと出る。電車の中などで時折入るノイズが無ければ、Bluetoothヘッドホンである事を忘れてしまうほどだ。マイクもちょうど口元にくるように設計されており、通話においても良好な使用感に繋がっている。
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iPhone OS 3.0ではオーディオ再生に対応 |
フィット感の高いイヤピース |
本体表面上部の再生をボタンを長押しするとペアリングモードとなり、携帯電話から認識できるようになる。「Headset(iPhone 3Gの場合)」と表示されている機器名が「MM200」となると同時に自動的にシンクロを開始するので、パスキーの入力は不要。うまく行かない場合にはパスキーを入力する画面になるが、標準設定の「0000」を入力すれば登録される。続けて早送りボタンを長押しすると、2台目のBluetooth搭載機器のペアリングを行う。iPhone OS 3.0以降の場合1回のシンクロでヘッドセットおよびヘッドホンとしてのペアリングが行われる。iPhoneと他のケータイの2台をシンクロしていた場合、着信音が異なるので、どちらの端末から着信したのかわかるようになっている。
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携帯電話とiPodの組み合わせもOK |
iPhone OS 3.0では再生・停止・音量調整のみ |
Bluetooth(ワイヤレス)の利点として、iPod(iPhone)をどこにしまっていてもケーブルを絡める事無く使うことが出来る。ヘッドセットにはリモコンが付属しており、Bluetoothトランスミッターが対応していれば、再生、停止、早送り、巻き戻し、ボリューム調整などのDockコネクタ経由のiPodコントロールが行える。
iPhoneを持っていない人でも、Bluetooth付き携帯電話とiPod(オーディオプレイヤー)を両方持っている人は多いかと思う。そのような場合、音楽を聴きながら着信時に自動で通話に切り替わるヘッドセットは非常に便利ではないだろうか?もちろん、iPhone以外の音楽ケータイにおいても、同様の活用が可能だ。
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iPhone用ヘッドセットテスト第6弾(最新ヘッドセット特集Part1) |
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※iPhone OS 3.0のiPodコントロールに関して、現バージョンでは全機能使えない(再生・停止・ボリューム調整のみ)状態になっている。今後のOSアップデートで対応する事を期待したい。 |