「FLX70」の最初の印象としては、非常にコンパクトでスマートであると感じられた。その印象のとおり、実際に装着してみると、わずか10gという本体重量もあり、負担を感じさせない装着感が得られた。
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「FLX70」は、FlexFit機能を盛り込んだデザイン、仕様となっており、長時間の装着する場合から頻繁に着脱を繰り返す場合まで、幅広い使い方において快適な使用感が得られるとの事。
カナル型イヤホンでありながら完全に耳を塞がない構造になっており、カナル型イヤホン独特の違和感が軽減され、しかも蒸れにくい。また、本体が軽量なため、疲れにくく装着時の安定性にも貢献している。
パッケージには、本体の他、ACアダプタとUSB充電ケーブル、ネックストラップ、イヤーフックと大中小3種類のイヤーチップが同梱されている。
イヤーフックは、装着時の安定性を高めたい場合などに使用するが、使用しなくともまずまずの装着感を得ることが出来る。
ネックストラップを併用する事で、脱落防止になる他、使用しない時には耳から外しておけるなど、より便利に使うことが出来る。 |
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気になる音質は、VMX 100と比較してマイク部が口元に近いため、より明瞭に聞き取ることが出来る。VMX 100は決して悪い音質でなかったが、それを上回る明瞭さが得られると言える。ただし、VMX 100と比較した場合、若干圧縮度合いが大きいように感じる事があった。それであっても他のBluetoothヘッドセットでみられるような、ノイズが混入したり、音声が途切れてしまうような状態になる事はほぼ皆無で、ストレスなく通話ができた。
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マイク部の上下にボリュームがある |
カナル型の違和感を軽減するインテーク |
本体中央部のボタンを長押しするとペアリングモードとなり、携帯電話から認識できるようになる。表示される「Headset(iPhone 3Gの場合)」を選択するとパスキーを入力する画面になるが、標準設定の「0000」を入力すれば登録される。
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専用のUSBポートで充電を行う |
ネックストラップは強く引っ張る事で外れる |
強力なDSP処理により、通話時の音声が最適化され自分の声も、相手の声も、非常に明瞭になるのでストレス無い通話が可能となる。それ故か、話し始めに若干の音声皮質の変化(DSPが効き始める)を感じるが、瞬時の事なので気になるほどではない。むしろ、効いてる感を味わえるので最初のうちはむしろ楽しいくらいだ。
実売で12,000程度とVMX 100シリーズと比較してリーズナブルながら、デザインや通話品質なども及第でコストパフォーマンスは高い。また、保証期間が2年間と通常製品よりも長期間なのも安心して使える要因の一つであり、総合的な満足感は高い。
→ Amazonで購入 / 楽天で購入
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