「PTM-BAH3シリーズ」は、通話も可能なハイクオリティなサウンドが楽しめるBluetoothオーディオヘッドセットである。
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左ユニットはシンプル |
右ユニットにスイッチやマイクが集約されている |
右ユニットの再生/停止ボタンを長押しするとペアリングモードとなり、携帯電話から認識できるようになる。表示される「Headset(iPhone 3Gの場合)」を選択するとパスキーを入力する画面になるが、標準設定の「1234」を入力すれば登録される。iPhone OS 3.0以降の場合1回のシンクロでヘッドセットおよびヘッドホンとしてのペアリングが行われる。
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ヘッドセットのテンションはやや強いが、その分しっかりと装着できる |
右ユニットにはスイッチやボタン、マイク、miniUSBポートなどが集約されており、充電はminiUSBポートを介して行うようになっている。電源スイッチは独立しており、ON/OFFを明示的に行える。再生停止などのボタンは手探りで操作することになるが、iPhone OS 3.0では再生と停止、音量調節のみしか有効になっていないので、比較的早く操作に慣れることが出来るだろう。
iPhone OS 3.0環境下でも搭載されているSRS WOW HDサウンドエンハンサは使用することが出来る。専用のボタンを押す事で4種類の効果を切り替えて使用する事が可能だ。ヘッドセットとしての機能はおまけのように思われがちだが、マイクは指向性で感度も良く、明瞭な通話が可能となっており、ヘッドセットとしての使用も満足いくものとなっている。
実売で10,000円前後と音質に重点をおいているBluetoothオーディオヘッドホンとしてもリーズナブルなうえ、通話も高品位に行える。カナル型やインナーイヤー型のヘッドホンが苦手な人で手軽に音楽を楽しみ、ハンズフリー通話を行いたい人には最適なモデルと言えるだろう。また、ブラックモデルの他ブルーとブラウンの3つのカラーバリエーションもあるので、好みに応じて色を選べるのも嬉しい。
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iPhone用ヘッドセットテスト第6弾(最新ヘッドセット特集Part1) |
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※iPhone OS 3.0のiPodコントロールに関して、現バージョンでは全機能使えない(再生・停止・ボリューム調整のみ)状態になっている。今後のOSアップデートで対応する事を期待したい。
撮影協力:パーチ |