本体はシガーライターソケットとカールコード（ドックコネクタ付）が一体化した構造。いずれのモデルも本体裏側にON/OFFのスイッチと周波数（88.1MHz、88.5MHz、88.9MHz）切り替えのスイッチが備わっており、基本的な使用感は一緒だ。
 |
 |
PCK-FMIP1VW（ホワイト） |
PCK-FMIP2VB（ブラック） |
PCK-FMIP1VとPCK-FMIP2V、いずれの場合にも本体スイッチをONにしてシガーライターソケットに差し込むだけですぐに使い始めることが出来る。あらかじめ設定しておいた周波数にラジオチューナーを設定すれば、楽曲が再生される。本体は、フレキシブルに角度を変えられるので、シガーソケットの位置などにも柔軟に対応可能だ。使用中は、青いLEDが常時点灯し、稼働状態である事がわかるようになっている。
 |
 |
使用時には青いLEDが常時点灯、昼間でもはっきりと視認できる明るさだ。 |
基本的に両機種間での操作感は同じで、音質にも差はない。 無音時に若干のヒスノイズが入るほか、他のトランスミッター、FM局のノイズや混信の影響に関しては、周囲の電波状況や電線の有無などの環境に依存するが、一般的な環境においての使用には問題ない品質が保たれている。
対応iPodとしては、最新の iPod nano  や iPod touch をはじめ、すべてのDockコネクタ付きのiPodで使用できた。また、 iPhone 3Gでも警告メッセージは出るものの楽曲の再生など基本的な使用には問題なかった。
|
走行時のFMトランスミッターの電波をFMラジオで受信した音声品質を確認頂けます |
PCK-FMIP1VとPCK-FMIP2Vの差は、形状だけではない。PCK-FMIP2Vの独自の機能としてエンジンのON/OFFと連動してiPodの再生、停止が行える機能がある。また、PCK-FMIP2Vの方がわずか（3g）に重い。 気になる点としては、選択できる周波数が3局と少ない点だろうか？テスト時には特に問題を感じなかったが、もし用意された周波数（88.1MHz、88.5MHz、88.9MHz）が使用エリアのラジオ局などで使用されているか心配な人は、あらかじめ購入前に調べておくと良いだろう。
プリンストンダイレクトでの価格が3,980円(PCK-FMIP1V) / 4,980円(PCK-FMIP2V)とリーズナブル。デザイン的にもこなれていてコストパフォーマンスは高い。コスト重視ならPCK-FMIP1Vを、エンジン連動などの機能を求めるならPCK-FMIP2Vを選ぶと良いだろう。
→ Amazonで購入
/ 楽天で購入 / プリンストンダイレクト(PCK-FMIP1V / PCK-FMIP2V)で購入 |
