パンズのモバイルソーラー 充電器「DR. SOLAR CHARGER＜1500mA＞ M08-2W/B」は、太陽光充電が可能なソーラーパネルを備え3.7V1,500mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵したモバイルバッテリーである。前モデルは、ホワイト一色のみだったが、本モデルはラバーコーティングされたブラックモデルが追加され、２色展開となった。

本体は65gと前バージョンより5g増えているが、容量も1,350mAhから1,500mAhと150mAh増え、コンパクトなモバイルバッテリーという位置づけは変わっていない。本体には、給電用のminiUSB端子と充電（出力）用のUSB端子が備えられている。付属のUSB充電ケーブルやApple純正のDockコネクタケーブルなどを接続して対応機器への充電を行う。最大で5.5V/700mAの出力をもち、iPhone 3G/3GSであれば約80%充電が可能だ。携帯電話(FOMA/SoftBank 3G, au)やPSP、DS Lite、DSi、Dockコネクタそしてmini USBなど7種類の充電コネクタが付属しており、多くの機器を充電できる。また、本体の３つのLEDによってバッテリー残量がわかり、便利だ。過充電保護、過放電保護、短路保護などの安全装置も完備しているので安心して使える。

バッテリーパックへの充電（蓄電）は、miniUSB経由で約5.5〜6時間、ソーラーパネルで約16〜18時間（晴天時）と容量の割には比較的早く充電できる。本体のインジケータが点灯していれば、充電を行っていることが確認できる。また、従来は本体内の電池容量が0の場合、ソーラーパネルから蓄電できず、USB経由で蓄電する必要があったが、給電システムの見直しを行った結果、バッテリー本体の残量が0の状態からでも太陽光充電（蓄電）が可能になっているので、アウトドアや災害時の充電（蓄電）に際しても大変心強い。付属のUSBケーブルは、バッテリー本体への充電用としても使用出来る。

一部の外部バッテリーでは、iPhone 3G/3GSにおいて電池残量0の状態では充電がされない事もあるが、本製品では、バッテリー残量0（スイッチが入らない状態）からの充電が可能と言うのも心強い。付属のDockコネクタでも問題なく充電できるが、使用するケーブルはApple純正のDockコネクタケーブルの使用を奨励したい。

直販価格で5,580円と1,500mAhの容量と0から充電（蓄電）できる機構、7種類の充電コネクタが付属という内容を考慮するとリーズナブル。３個パックが15,060円（税込・送料込）とお買い得になっているので、防災用、共同購入としてもおススメだ。特に、防災用として利用する場合には、満充電に太陽光でほぼ１〜２日必要なので、複数個用意してあると安心だろう。

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