「Pure-Fi Anywhere」は、740gと1Kgを切る重量で、スタンドを畳むとコンパクトに収納できる持ち運び可能なコンパクトスピーカである。iPhoneに対応したPure-Fi Anywhere 2のレビューはこちらでみることが出来る。
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AC電源で駆動中の際は、Dockコネクタに接続したiPodの充電が行える。
Dockコネクタ式のiPodの他に、iPod shuffleや他の音楽プレイヤーなどが接続できるAUX端子が備わっている。 |
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正面右側にはスイッチ類(電源、ボリューム、サラウンド、シャッフル)などがまとめられている。
同様の操作は、付属のリモコンでも行える。
また、歴代のiPod Dockコネクタアダプタが装備されているのも親切な配慮に思える。 |
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付属のリモコンは赤外線タイプで、再生、早送り、巻き戻し、音量の上下の基本操作に加え、メニューに戻り、楽曲やプレイリストを選択するなどの操作も行える。
電源のON/OFF、リピートやシャッフルの設定などのiPod操作ボタンがあり、ワンタッチで操作ができる。
その他に、Pure-Fi Anywhere自体のサラウンド設定のON/OFFボタンもあり、リモコンで設定を切り替える事が可能 |
通常モードで再生した際の音質は、非常に素直なサウンドを楽しむことが出来る。2+2のドライバーユニットにより、音量的には十分なボリュームが得られる。サラウンドモード(StereoXLテクノロジー)を効かせた状態では、実際の機器構成からは想像できないくらいの幅広いサラウンド効果を感じる事ができる。
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本体向かって右側にスイッチ類がある |
持ち運びしやすい収納ケース付き |
携帯性に優れているポイントとしては、最大10時間の連続稼働時間と、コンパクトに収納できるボディデザインとキャリングケースだろう。キャリングケースはハードタイプで、持ち運び時の保護という面で心強い作りとなっている。
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iPhoneをスピーカフォン的にも使用可能 |
アラートは出るが「いいえ」で使用可能 |
iPhoneには正式対応していないため、図のようなアラート画面が出てしまうが、「いいえ」で進めると通常に使用する事ができる。リモコン操作で早送りする際に1曲飛ばすつもりが2曲飛んでしまったりなどの挙動がごくまれに起こるが、これはご愛嬌の範囲だろう。
実売で12,000円前後と3,000円ほど値下げされ、コストパフォーマンスが一層高くなった。Pure-Fi Anywhere 2との差は、大きなところではiPhone正式対応という部分程度なので、iPodで使う人にはほとんど影響は無いだろう。また、ロジクールの製品は、保証期間が2年間と長期間なのも、長く使いたい人にとって嬉しい配慮だ。
なお、本製品は、Pure-Fi Anywhere 2のリリースにより既に生産していないと言う事で、市場(店頭)在庫がなくなり次第入手できなくなってしまうとの事。購入したい方は早めに購入しないと買えなくなってしまうかも?
→ Amazonで購入 / 楽天で購入
/ ロジクールストアで購入 |