「Jabra STONE」は、人間工学に基づいてデザインされたBluetoothヘッドセットである。ポータブルバッテリーを兼ねたケースにヘッドセットを収納すると、磨かれた置き石のような形状になるのが特徴だ。
バッテリー容量は、最大8時間の連続通話(ヘッドセット最大2時間、ケース最大6時間)と約12日間の連続待ち受けを実現。ヘッドセット本体の充電は、ケース収納時に内蔵バッテリーより充電することが可能。ケースにはmicroUSB端子が備わっており、USBケーブルを介してケースおよびヘッドセットへの充電を行う。
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Jabra STONE,ARROW記者発表会 音声ファーストインプレッション |
ヘッドセットには、「Noise Blackout Extreme」機能を搭載。環境音(雑音)を検出してノイズキャンセリングを行い、高品位な通話を可能としている。対応プロファイルはHSP/HFP/A2DPとなっており、片耳ではあるが音楽やポッドキャスティング、ワンセグ音声などを聴くことが可能。両耳を塞がないので、英会話やニュースなどのポッドキャストを聴きながら通勤するなどの活用方法も考えられる。また、複数の端末をペアリングすることができ、iPhoneともう一つのBluetooth対応携帯電話をシンクロして、両方の着信を一つのヘッドセットで受けることが可能だ。
装着感は、人間工学に基づいてデザインされたということで、悪くない。イヤピースも3タイプ付属しており、多くの人の耳にフィットするように工夫されている。よほど耳穴が小さいとか、複雑な形状で収まりにくいという人以外は、快適な装着感を得られるだろう。ケースから取り出すと自動的に電源が入り、携帯電話と再接続するので、着信があってからケースから出し、耳に装着するという一連の動作を行うだけで、すぐに通話が始められるのは便利だと思う。
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iPhone用ヘッドセットテスト第7弾(最新ヘッドセット特集Part1) |
実売で10,000〜15,000円程度、A2DP対応でサブバッテリー(ケースに内蔵)から充電できるという点でコストパフォーマンスは高い。ヘッドセット部で約7gと非常に軽量なので長時間の使用でも疲れにくい。形状もユニークで、ヘッドセットとは一見思われないので、「それなんですか?」「いや、ヘッドセットなんですよ」などと話のきっかけにもなるのではないだろうか?
→ Amazonで購入 / 楽天で購入
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