「VentMount for iPhone 3G」は、本体と車載キットに大きくわかれており、本体にはスタンドにもなるベルトクリップが付属している。このベルトクリップが、車載マウントとのコネクタの役割も果たす。

	iPhoneを車載できるキットは幾つかあるが、エアコンのルーバーなどに装着する形式なので、自然に視線が向く場所に設置することが出来る。 例えば、iPhone 3Gの地図（GPS）機能を使って、簡易ナビとして活用も可能。
	パッケージも、ホログラフ処理されており、縦横回転が可能なことをアピールしている。
	本体下部にiPhoneを差し込んでパチンとはめる感じで装着する。ホルダーにはベルトクリップが付いており、ベルトに挟んで使用するほか、スタンドとして展開でき、iPhoneを立てて使用する（ハンズフリー会話、フォトビュワー、ムービービュワーなど）ことも可能だ。

取り付けは簡単で、付属の車載マウントのパーツを組み立ててエアコンのルーバーに差し込むだけで良い。車種によっては設置できないものもあるだろうが、この手のマウントの中では比較的柔軟に幅広く対応できているように思う。また、組み立て式なので、必要なパーツだけを使えば良い。

エアコンのルーバーにセットする	ホルダとの接続は簡単

固定された車載マウントにワンタッチでホルダーをセットするだけで、車載が完了する。この状態で、iPhoneを縦横自由に回転させて向きを変える事が可能だ。

フル画面でムービーを再生する	縦位置で再生したところ
楽曲再生の際は、Cover Flow表示が利用可能	縦位置では通常の画面

iPhoneは、縦位置、横位置の状態によって、表示画面が変化するが、このように縦横を自由に回転できれば、使用目的に応じて使い分ける事も容易だ。

クリップはスタンドとして活用できる	クリップにはホルダ接続用のホールがある
iPhoneのクリップはワンタッチでできる	縦位置でもスタンドとして活用可能

車載マウントから取り外せば、ホルダー単体ではスタンドとして使用することが出来る。ムービー再生をしたり、写真のスライドショーを見たりなど、手で保持しながらだとちょっと辛い使用の際には非常に便利だ。

実売で3,000円前後という価格は、盛り込まれた機能からするとリーズナブルだろう。パーツ一つ一つはシンプルに作られているが、複数の機能を持たせて使い勝手を向上させており、総合的な満足感は高い。

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撮影協力：D-Park