「Juice Pack for iPod touch 2G」は、「Made for iPod」を取得している大容量バッテリーパックである。第２世代iPod touchよりも大容量で、装着するとバッテリーの総容量はおよそ倍以上に拡張される1800mAhのリチウムポリマーバッテリーが内蔵されている点が特徴だ。

蛍光グリーンが鮮やかな内側	Dockコネクタとヘッドホンジャックが付属
底部にはminiUSB端子とヘッドホンジャックがあり、装着したまま同期や音楽再生が可能

外殻のブラックと、内側の蛍光グリーンのコントラストが鮮やか。バッテリー充電時のアイコンと色の相性が良い。スイッチ類のための切り欠き部分から覗く蛍光グリーンがオシャレさを感じさせる。

インジケータで残量確認が可能	moshiのipouch for iPhoneにも収納可能
iPhone 3G用との比較	ボトム部が大きく厚くなっている

本体は、落ち着いたつや消しブラック仕上げで、左右は滑りにくいラバーグリップが採用されており、ホールド感は良好。80gという重さもさほど気にならず第２世代iPod touchと一体でプロテクトケースとしても持ち歩ける。また、ミニUSBケーブルで、充電だけでなくシンクも行えるので、Dockコネクタがない状態でもiPod touchに楽曲を転送したりデータの同期を行うことが出来、非常に便利だ。

惜しむらくは、ヘッドホンジャックをバッテリー側に出すためにiPod touchのヘッドホンジャックを使用してしまうので、第２世代iPod touchの利点である外部スピーカが無効化されてしまう点だ。音声を聞きたい場合はヘッドホンまたは外部スピーカが必須となってしまうので、内蔵スピーカをよく使っていた、と言う人は注意が必要だろう。

実売で10,000円前後とやや高価ではあるが、iPod touchのデザインを損なう事なく、またケーブルなどの煩わしさがなく大容量バッテリーが拡張できるという点では非常にコストパフォーマンスが高い。こまめに充電できない外出が多いユーザにとっては必須アイテムと言っても良いだろう。

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