「eggshell Finlandia Series」は、フィンランド出身のデザイナー Juho Viitasalo氏によるデザインが施された、最厚部が0.8mmと、たまごの殻のように薄くて軽いiPhone用シェルカバーである。ベースとなった「eggshell for iPhone 3GS/3G」は、かつて痛iPhoneのベースとして利用したが、メーカがケースによりハイセンスなデザインを施してリリースしてきたとも言える。
ユニークな形状のブリスターパッケージにケースと同じ配色で印刷されており、統一感がある。裏面には、そのデザインの名称の意味と説明が記載されている。ケースにはクリーナーと液晶保護フィルムが同梱されている。ケースは、非常に薄くて軽量なので、装着した状態でも着けているのを忘れてしまうほどの薄さだ。透明ケースの時にはわかりにくかったが、こうして不透明でデザインされたケースで見ると、薄さがよくわかる。
表面は、ラバーコーティングが施されており、手に持った際によくなじみ、ホールド感を向上させている。また、ラバーコーティング独特の手触りと柔らかみが、ほのかな高級感を感じさせてくれるようにも思う。カラーラインナップは、レッド (Taimi タイミ) ・グリーン (Aika アイカ) ・パープル (Sade サデ) ・ブルー (Nuppu ヌップ) ・イエロー (Kukka クッカ) ・ディープレッド (Isa イサ)の6色で、それぞれにデザインの意味がある。
製品と同じパターンのiPhone用の壁紙が特設ページからダウンロード可能。ケースとあわせてコーディネイトできるのもデザインの統一感、一体感があり、気持ちがよい。複数購入して、気分によって使い分けたり、複数のiPhoneを持っている場合には、用途に応じて色を変えると言うのも良いだろう。
直販で2,480円前という価格は、一般的なケース、カバーとしては妥当なところ。デザイン性の高いケースとしてはお手頃な価格に思える。北欧のデザインは日本人の感性にあうのでは?という意見もあるが、ちょっと和のデザインセンスに通じるものも感じられる。他人とはちょっと違ったケース、自分の感性にあったケースを使いたいと言う人には選択肢の一つとしてオススメしたいケースだ。
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