AirClipは、必要十分な機能を備えたコンパクトでシンプルなiPhone 3G/iPhone 3GS用としても最適なBluetoothオーディオヘッドセットである。
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本体背面にはクリップが標準装備なので、服の襟元やポケットなどに留めておく事も可能。
ヘッドホンは、本体横のステレオミニジャックに刺すタイプなので、好みのヘッドホンに交換して使用する事も可能。
操作ボタンは円形なので手探りで操作するには慣れが必要だが、iPhone OS 3.0では再生と停止、音量調節のみしか有効になっていないので、比較的早く操作に慣れることが出来るだろう。 |
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マイク部は本体正面の操作ボタンの下にある。
この位置でもちゃんと声を拾うことが出来る。
背面クリップにはストラップ用としても使用できそうなホールが設けられている。 |
本体表面上部円形パーツの中央(再生/停止をボタン)を長押しするとペアリングモードとなり、携帯電話から認識できるようになる。「Headset(iPhone 3Gの場合)」と表示されている機器名が「BT」となりパスキーを入力する画面になる。標準設定の「0000」を入力すれば登録される。iPhone OS 3.0以降の場合1回のシンクロでヘッドセットおよびヘッドホンとしてのペアリングが行われる。
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シンプルにまとめられているボタンレイアウト |
mini USBコネクタ経由で充電する |
ヘッドホンを交換できると言う機能は、スタイルやヘッドホン形状を自分にあったものを選べると言う点で優れているように思う。オーディオヘッドセットでヘッドホン一体型の多くはカナル型で、まれにインナーイヤー式となっており、耳穴にイヤホンを入れると言う事に違和感を感じる人は、好みのイヤホン、ヘッドホンに交換する事で対応できる。
実売6,000円前後の価格は、オーディオヘッドセットとしてはリーズナブルに感じる。お気に入りのイヤホンをiPhoneでもワイヤレスで便利に(ヘッドセットとしてもヘッドホンとしても)使いたいと言う人にとっては、コストパフォーマンスの良いモデルと言えるだろう。
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iPhone用ヘッドセットテスト第5弾(オーディオプロファイル対応機種編) |
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※なお、本製品は生産終了となっており、店頭在庫のみとなっているので、欲しいと思った人は早めに購入した方が良いだろう。
※iPhone OS 3.0のiPodコントロールに関して、現バージョンでは全機能使えない(再生・停止・ボリューム調整のみ)状態になっている。今後のOSアップデートで対応する事を期待したい。 |